2019年8月27日火曜日

記憶力の重要性を考える

 娘が中学生になり改めて私が思うこと。
 
 それは「記憶力」の重要性です。
 
 娘は運良くこの「記憶力」があるためか、期末テストでは9教科中主要5教科では2位でしたが、技術系4教科の点数で追い抜き9教科全体では1位になれました。
 
 ご存知の通り期末テストでの技術系4教科の内容はほぼ暗記問題のため「記憶力」が勝負。
 
 主要5教科に関しても社会、理科など暗記系の科目もあり、全体を通しても「記憶力」の重要性が高い事が分かります。


 
 しかし、世の中運良く生まれ持っての高い記憶力能力がある人ばかりではありません。
 
 そういえば「カメラアイ」などといって目に見たものをすぐに、カメラで写真を撮る様に脳内に保存でき、必要な時はその脳内の写真を取り出し、ただ読んでいるだけ。などという特殊な記憶能力を持っている人もいる様ですが、ほとんどの人は努力をして記憶、暗記をしていることでしょう。
 
 そうなのです、「記憶力」は訓練により高める事が出来る能力なのです。
 
 ある意味「勉強」する以前に、この様な記憶力の「訓練」に力をいれるという事も大事なのかも知れません。
 
 こういった「記憶力を鍛える」といった事がテーマの本や記事はたくさん書かれていて、その訓練方法も数々紹介されています。
 
 そして、そのほとんどが日常生活の中でも出来る様な訓練であり、誰もが簡単に取り組めるものです。
 
 そのなかでも、私が「なるほどな!」と思った訓練方法があり紹介しようと思うのですが、まずその前に人間の『記憶』には3種類あるということを頭に入れておく必要があります。
 
 まず、目に見た物、聴いた事などの「感覚」が1秒くらい残る感覚記憶
 
 次に、意識した事が数秒から数日間、脳の「海馬」という組織に残る短期記憶
 
 最後に、海馬の中で選ばれたものが大脳皮質に移り強く刻まれる長期記憶です。
 
 そして、この「短期記憶」からスムーズに「長期記憶」に移すことが「記憶力を高める」という事になるのです。
 
 ということで、私が納得の訓練方法。

言葉や文章を逆から読む能力を鍛える

 
 まず「短期記憶」を鍛えるため言葉や文章を逆から読む訓練をします。
 
 言葉や文章を逆から読むためには、その言葉を「短期記憶」として覚えなければなりません。
 
 例えば、「オムライス」を逆から読めば「スイラムオ」になりますが、これは「オムライス」という単語を一時的に脳に記憶させなければ出てきません。
 
 「短期記憶」がスピーディー、スムーズに行える事で「長期記憶」に移せる事も多くなります。
 

アウトプットする事で「思い出す事」を訓練する


 この「アウトプット」という言葉を世間では今大変よく耳にします。勉強や仕事術関連の事柄に関しては特にです。
 
 要は、自分の中にあるものを積極的に書いたり、人に聞かせたりと「外に出す」事で自分を高めるという事です。
 
 人に説明するには自分の中で考えがきちんと決まり、また整理されてなくてはなりません。あと、積極的にアウトプットする事で人間的にも前向きになれるかも知れません。(周りの事も考えてアウトプットし過ぎには注意を!(^_^;) )
 
 そして、記憶力を鍛える事に関して「覚える事」と同時に「思い出す事」もとても大事とされている事から、日頃から「アウトプット」を意識して「思い出す」訓練をする事によっても記憶力を高められます。
 
 また、このアウトプットを定期的に行う事で記憶の定着にも繋がります。
 
 以上、抽象的な説明かもしれませんが、この様な事柄を元に日常生活を過ごす事は子供の記憶力向上だけではなく、私達大人の仕事や生活に関しても大変参考になります。


 こちらはTVでご存知の方もたくさん居るかも知れません。世界記憶力グランドマスターの池田義博さんの著書。学習法の参考には最適。



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