2023年4月13日木曜日

難関大学の男女比

 近年はSDGs、ジェンダーレスなどと世の中の男女差別化を無くそうという風潮にありますが、こと大学受験においては現状はまだまだ男女の差は大きく、特に「難関大学」においてはその差は更に大きい様です。

 この事実が気になるのは、やはり我が家の子が「娘」であるという事と、2年後に大学受験を控えているという事です。

 また、今のところ娘の志望大学は京都大学でありますが、東大・京大の女子の割合は20%程とかなり少なくなっています。

 上智、立教大学など女性の方が多い私立大学もありますが、その他旧帝国大学、早慶などでも軒並み25%〜35%程度であり、なぜ?と疑問を抱く方も多い様です。

 大学進学自体の割合は近年男女比はほぼ同じになってきている様ですが、「難関大学」となると違いか出る様なのです。
 
 大学受験の合否に関わる男女差は無いながら、昔ながらの偏見や心理的違いからくる「浪人」のしにくさもあるという見解もあります。

 そしてやはり親の立場からも、一人暮らしの難しさから女性は地元大学に進学して欲しいという傾向にある事から、都市部の難関大学は少なくなっているのかも知れません。

 また理系に女性は少なく、文系に多いという傾向も昔から変わりない様で(実はこの差が大きい ^^; )、京都大学でも文学部では女性は45%程と割と男女差は無い様ですが、理、工学部では女性は10%程度とかなり差があります。

 逆に女性の方が多い学部もありますが全体比ではやはり女性20%程となっています。


 我が家の娘は文系志望でありますから、まだ不安は少ないですが理系の女性受験者はこの数字を見るとやはり違和感を感じ不安に思っててしまうのではと感じます。

 この現象が解消されるにはまだまだ先の長い年月を経ないとならないのでしょうが、娘を持つ親としては毎年少しでもその差が縮まる事を願います。

 そしてこの先、日本がもっと女性の活躍できる世の中になる事も願います。

 
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