2024年6月10日月曜日

赤本と青本

 娘の学校では2次試験対策の添削講義が3年生に入り更に熱を帯びてきました。

 志望校別ですのでもちろん先生によって熱の入り方も違うのですが、東大、京大担当の国語の先生がとても熱い方らしく、先日も放課後3時間にわたり指導をしてくれたそうです。

 京大文系志望の生徒が娘ともう一人男の子しかいないらしく先生と合わせて3人の少人数で超内容の濃い(^_^;)添削指導だった様です。

 その添削指導ですが、京大文系の指定された年度の過去問を自宅で解いて来て2人でディスカッションする形式です。

 2年生の時は先生が過去問をコピーしてきてくれていましたが、3年生ともなると過去問集の準備くらいは当たり前の事ですので各自で問題も用意しないといけません。(^_^;)

 学校の進路室から過去問集を借りてきたり、また今では過去問がネットにアップされていたりと色々入試過去問を見る方法はありますが、この先を考え我が家は過去問集を購入する事にしました。

 入試過去問集というと超定番の大学別過去問集いわゆる『赤本』があります。
 
 ほぼほぼの受験生が持っているのではないかと言うくらい大昔からの受験生のマストアイテムというイメージです。

 ただ、今年度から表紙、ロゴのイメージチェンジを図ったらしく、かなりシンプルな感じの表紙になりました。

 このイメチェンがテレビでも報道されていた位で、どうやら出版社の意向で「受験、入試の威圧感の軽減」という意図があるらしいです。大学名のロゴが小さく細くなってます。

 と、この赤本は本屋さんでもかなりのスペースを割いて堂々と置かれているので多くの人に知られていますが、この赤本と双璧をなすと言われるものがあるらしいのです。

 私は知らなかったのですがその通称も赤本に対して『青本』と呼ばれるものです。

 出版社は「駿台」です。

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 その名の通り表紙のベースカラーは青で、赤本同様、全科目の過去問集と科目別過去問集があります。

 大きな違いは出版大学数にあります。

 科目別の過去問集は赤本青本ともに難関大学のみの出版となっていますが、全科目の過去問集は赤本が全国の370近くの大学分が出版されているのに対し、青本はこれもまた難関大学のみとなっております。

 付け加えて、赤本は全国どこの本屋さんにもある程度は置いてあるイメージですが、青本は私達の住む地域の本屋さんには置いてありませんでした ^^; (科目別は有り)

 ということで今回ネットで購入ました。

 ただ内容については青本の方が評判が良いらしく、駿台の出版という事でもちろん解説も駿台の講師で赤本よりも詳しく解説されているらしいです。

 なので「難関大学は青本の方が良い」という声が多い様です。

 しかし、近年記述式の問題が多い事などから複数の解答、解説を比べる方が好ましいとされ、赤本青本両方購入という受験生もいるらしいです。

 うちの娘もその一人で、学校での添削講義からもその必要性が感じられたのか娘本人の切なる要望でありました。

 ネット上での過去問解説でも3つ4つ位の複数の塾の解説を比べて掲載するなどしている人もいる程ですから。


 まだ、この時期に過去問は早いのではと個人的に思う所はありますが、一方でモチベーション、意識の向上にはとても良いと感じる所もあります。

 塾無しで頑張っている娘ですから、そういう点でも学校の添削講義はかなり貴重な時間になっているのは確かです。

 これからも充実した講義の時間に期待します。

 
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