うちの娘は無事、当初の計画通りに宿題をかたずけ、宿題の提出期限である先日の登校日に全て提出できたので、残りの夏休みは「苦手克服」の自主勉強の時間に充てています。
と言う訳で娘の小学校最後の夏休みも終わろうとし、来年は中学生、と考えると娘がこの先大人になることへの準備もそろそろ始まるのかなと、考え始める私でありました。
娘がこの先困らない様に、実際私の体験から考えて、大人になり経験し困った事。
いろいろありますが(^_^;)最近ひしひしと感じているのが「語彙力」。
近頃、世間でも『大人の語彙力』というような本も多数出版されている様ですが、特に私の様な、知識も教養もない者としまして、この歳になり目上の方や教養のある方と会話しなくてはならない場面で自分の「語彙力」のなさに嘆いている今日この頃でございます。
まだ、今のこの時の様に「文章を書く」となれば考える時間もあり言葉を選ぶ余裕もあるので、なんとかなるのですが、これが「会話」となるとなかなか自分の言いたい事がうまく相手に表現できなかったり、瞬時に対応できなかったりと。
中でも、相手の言っている言葉、単語の「意味」がわからず、苦し紛れにごまかし笑いでその場をしのぐという様な場面になるとかなり情けなくなっちゃいます。。。
そういう時は、その後すぐに解らなかった言葉の意味は調べるようにしたり、また、若い時よりたくさん本を読むようにしたりと私なりに努力はしているのですが、なかなかこの「日本語」というものは奥が深く、この歳になって立派な「語彙力」を身に付けるにはかなりの努力が必要なのですね。
そして、やはり学生の時からそういった「国語力」を身につけていないと、大人になってとっさに「語彙力」を発揮できる様にはならないと感じ、娘には自分と同じ失敗はさせまいと思いました。
とりあえず、自分が感じた「ことわざ、慣用句」などの理解力不足から来る会話のぎこちなさ。
この「ことわざ、慣用句」などに関しては小学生を対象にした本が多数出ております。
子供にも分かりやすい様に漫画で解説したりと、いろいろ工夫した本がありますが、私が気になった本はこの『パンダでおぼえる ことわざ慣用句』
なぜパンダ??とまず思いました。そして学習書とは思えない本の装丁。
パンダの癒し系写真集かとも思わせるような感じで他の「ことわざ、慣用句」の本とは一線を画す感じです。
中を開けてみると、1ページの半分はパンダのカワイイ写真(もちろんその言葉に合った写真)。残り半分のスペースに1つの「ことわざ」か「慣用句」、そしてその説明、使い方の例、あとはその言葉に応じて類義語や対義語などが書かれています。そしてベースとなっている色も1ページごとにパンダカラーの白と黒。
しかし私が気に入ったのは学習書としてのシンプルさ。
半分はパンダの写真集のようなのですが、更に文字数も少なく空白が多く、文字の大きさも大きくと、シンプルで私的に頭に入りやすいのです。
この種の本によっては辞書のように詳しく多く書かれたものも多くあります。
深く追求したい方、数多く言葉の知識を得たい方などはそちらの方が良いかと思います。が、私の様な頭がもう固くなってしまった者や子供達にはこのシンプルさは大変助かると思います。
掲載されている言葉も約200と丁度いい感じです。あと、パンダの知識も得られるようにパンダの解説なども載っております。パンダ好きも子供さんにはたまらないですね。
サブタイトルにも「大人も子どもも役立つ」とある様に大人も堅苦しく考えず癒されながら分かりやすく学べるかもしれません。
そして、またまた「子供と一緒に学べる」という本。
最近はこの「子供と一緒に」というのもキーワードなのかもしれません。
1度覗いて見て下さい。
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