2020年2月1日土曜日

脳を鍛える練習曲

 ウチの娘の唯一の習い事「ピアノ」。

 娘の場合かなり珍しい「ジャズピアノ」をやっています。

 世の中の音楽の中でも一番と言っていい程即興演奏の割合が高い音楽「ジャズ」です。

 しかし、即興演奏が多いといっても、そもそものピアノを弾く演奏技術があつてこその即興演奏になります。

 なので、ジャズをやっているとは言っても、まだ中学1年の娘の自宅での練習の大半はクラシックピアノの「基礎練習」です。

 勉強でもスポーツでも音楽でも「基礎」はとても大切ですからね。

 で、ピアノの基礎練習といってもとても多くの種類の練習曲があります。その中で自分に合ったものを選んで練習しているのですが、その中で1つ、とても脳を刺激する練習曲集があるのです。

 娘の先生のオススメの練習曲集その名も『リトルピシュナ』

 ピアノを習った事がないとなかなか聞かない名前です。「ピシュナ」という人が作ったそうなのですが、私も音楽は好きですがピアノはやっていなかったので初めて聞きました。^^;


 練習曲集なので、綺麗なメロディーがあるとかそういう曲集ではありません。あくまで指の動きの機械的な練習なのではっきり言って弾いても、聴いても、あまり楽しくありません。(^_^;)

 しかしピアノを弾くに当たっての重要な指の動きの練習なのです。

 基礎練習とはどの分野でも単純で面白くないものがほとんどで、大切なのはわかっているけれど、なかなか真面目に出来る人は多くはいないのではないでしょうか。

 ま、娘も楽しくないながらも毎日この『リトルピシュナ』を弾いているのですが、なぜこの『リトルピシュナ』が脳にいいのかというと、まず「1つのパターン(1小節)を12の調で弾く」という基本パターンであるからという事。12の調で順番に弾いていくと言う事は鍵盤を押さえるパターンも1つの調でそれぞれ変わってきます。かなりの頭の体操です。

 また、『ハノン』という別の運指練習曲集があるのですが、そのハノンよりも薬指、小指がより鍛えられるという事。
 人間は日常指生活で「指」をとてもよく使いますが、ほとんど親指、人差し指、中指の3本で済ましているのが現状です。しかし10本の指を自在に動かすことで脳はとても活性化されます。『リトルピシュナ』は指がつりそうになる位、薬指と小指を使う事もあり(^_^;)脳の活性化にも良さそうです。

 そもそもピアノを弾くこと自体でも脳にとって良い影響があるのは周知の事実ですが、さらに『リトルピシュナ』で練習すればより効果が期待されるのではないかと私は思うのです。

 お勉強以外の観点からのアプローチで脳を活性化でき、リフレッシュ効果も期待できますので、興味のある方は挑戦してみてはどうでしょうか。

 私の独断と偏見での紹介で、しかも実は意外と難しいと言われている『リトルピシュナ』ですが、ピアノ経験者だけでなく、ある程度の鍵盤数のあるキーボードなどをお持ちの方など、誰でも練習できます。ピアノの練習ではなく、「脳の体操」という観点ですので、自分のペースで取り組めばいいのです。
 
 
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