2020年5月8日金曜日

『キクタン』で英語の基礎を固める

 休校が始まって以来「最高水準問題集」で各教科の難問に取り組んでいる娘ですが、さすがに毎回思う様に問題を解いている訳ではありません。教科によっては某難関私立高校入試の難問を見事にいくつも正解をだし私を驚かせる事もありますが、逆に今後の課題が明確に現れる結果もたくさんあります。

 ウチは公立中学ですので、やはり学校の授業の知識だけで難関校の問題に挑戦しようとすると難しいことが多々あるのです。学校で習った事以外の「プラスα」の知識がもっと必要であるという事を実感しています。

 まず目に付いたのが英語です。文法どうのこうの以前に、知らない「単語」が出て来て問題を解けない事があります。

 日本語を英語に書き直す問題でも、文章の他の部分は合っていても1つの「単語」が解らず不正解という事がいくつもありました。

 例えばこの間も、花の「ユリ」が英語で表せず不正解の問題がありました。ユリの英語は「Lily」なのですが、もちろん学校では習っていません。ちなみに「最高水準特進問題集」の英語1年の問題です。

 特別な英語教育を受けたわけでもない娘にとっては知る筈もない単語。やはり学校で学ぶ知識だけでは難問は攻略できないと感じました。

 やはり語学の基礎は「単語」です。幼児が知らず知らずに会話表現を身に付けるのもまず「単語」を覚える所から始まっています。学生の語学もまず「単語」をしっかり覚える事から始めないといけないのですね。当たり前の事かもしれませんが改めて実感しました。特に名詞の単語を知らないと困る事が多いですね。(^_^;)

 という訳で、改善点を発見したら即行動です!

 とはいえ、また学習する事を単に増やすだけですと、いくら時間が余っているといえど娘の負担がまた大きくなるだけです。

 ですので、なるべく効率良く「単語」を学べる方法を探しました。で、見つけた『キクタン』シリーズです。

以前からその存在は知っていましたが、単語の重要性にまだそこまで気づいていなかったので気に留めていませんでした。

 そのタイトルにある様に「聞いて覚える単語学習」です。

 リズムに乗って出てくる単語(チャンツ)を聞きながら覚える方法ですので、書籍とCDの組み合わせで販売されています。

 キッズ用から難関大学入試、ビジネス用、また英検、TOEIC、TOEFL版、そして熟語、英会話、多言語(中国語、フランス語etc.)など、本当に数えきれないくらいのシリーズで出版されています。

 この『キクタン』を出版している「アルク」は英語を中心とした語学の書籍、読み物の出版だけではなく、通信講座もやっており、私達日本人の英語学習にかなり広く関わってくれています。

 音楽に合わせて「英語」→「日本語訳」→「英語」などとテンポよく音声が流て来るのを聞きながら覚えるという方法ですが、ポイントはそのテンポの良さです。

 リズムに乗ってテンポ良く音声が流れてくるため脳に残りやすい感じです。バックの音楽も何種類もある様で飽きさせない作りになっています。

 1グループ16個の英単語に分けられていて、ウチが購入した『中学英語』の場合は1冊で56グループに分けられています。そして1つの単語につき3つの段階があり、「1.単語」→「2.フレーズ」→「3.文章」と1段階ごととに音声が作られています。

 残念ながら、チャンツまた付属CDに入っているのは第1段階の「単語」だけですが、無料で2、3段階の音声もダウンロード出来ます。

 1グループの1段階の音声を最後まで聞いても1分半位しか掛かりません。(3段階全て聞くと約5分位)もちろん1回通り聞くだけで完璧に覚えられる訳がないのですが、最短で1分半という学習時間で出来る手軽さで作られており、ダウンロード版音声は倍速再生や区間リピート機能も出来る様になっています。


 「でも、そんなので大丈夫なの?」と思われるかも知れませんが、この手の単語学習は、手軽でないと意味がなく、移動時間や片手間でも出来る学習として設計されている様です。

 うちの娘の場合も「少しづつ、毎日続ける」事を目標に、ピアノ練習とくっつけて、練習前や後の約4、5分『キクタン』を聞いています。これだと無理なく毎日続けられそうです。

 大切な学びですが、続かないと意味がありませんからね。気軽にできるのが1番です。

 休校が終わり元の生活に戻っても続けられる様に無理なく学べると良いと思っております。


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