2020年5月3日日曜日

休校を逆手にとる家庭学習

 緊急事態宣言の延長も決定し、私たち国民は更に我慢を強いられる事となりました。それに伴い私たち保護者の悩みの1つである子供の学校も再開のメドが立たず、「9月入学」なんてワードも登場し、混乱は一層大きくなりそうです。

 うちの娘も、いまだかつて無い長〜いお休みに戸惑いを見せながらも、生活リズムが崩れない様に得意の「計画的学習」ならぬ「計画的生活」で毎日の長い時間を過ごしております。

 学校から配布された宿題セット、進研ゼミ、ピアノ、適度な運動と真面目に毎日コツコツとこなしておりますが、流石にそれでも時間は余ってしまいます。


 ですから、この休校中うちでは「勉強レベルアップ期間」とし「難問」を数多くこなす。

 普段は学校から帰宅しても、宿題、ピアノ、進研ゼミ(予習、復習)をこなすのが精一杯。正直、時間も足りません。ピアノレッスンが無い土日の余った時間を見つけては「難問」に取り組んでいました。

 数学の難問ともなると1問にかける時間も多くなってしまいますので、正直時間の余裕のある時しか出来ないという感じです。

 ですからウチでは子供の有り余る時間を逆手に取り、毎日「難問」に取り組む様にしています。

 使用する問題集は、以前も紹介した事がありましたが文英堂さんから出版されている「最高水準問題集」「最高水準特進問題集」です。

 この休校に当たって更に新しい教科を購入しました。

 数学、英語に加え「国語(文章問題)」、「社会(歴史)」、「社会(地理)」も購入。

国語、社会においては、学校外部のテストで思う様な点数が取れない事も何度かあり、範囲を広げ、難易度も高い問題を数多くこなす事も課題としていました。

 このシリーズの問題集、難関私立、国公立トップ校を目指すための問題集となっており、難関校の過去の入試問題が多数掲載されております。パラっとめくるだけでも開成高校、ラ・サール高校の問題なんかもありました。

 「最高水準問題集」は標準問題と難関校の入試問題が半々といった割合で2段階の構成でが、「最高水準”特進”問題集」の方は、ほとんどの問題が難関校の入試問題です。

 他の出版社でもハイレベルな問題集は何冊かあり、難関校の入試問題の掲載は当たり前の様ですが、私が他のシリーズよりも気にいっている点は、(個人的意見です^^; )

  • 解答集が丁寧でわかりやすい・・・教科によっては本文の問題集の部分と同じくらいの厚みがあり、他社のものよりわかりやすい。
  • 問題集は1色刷、解答集は2色刷・・・問題の部分は黒1色で印刷されておりシンプルで見やすい。解答集は2色刷なのでわかり易い。
  • 「最高水準問題集」の方は特にB5サイズなのでちょうど良い大きさ・・・難しい問題が多く、特に数学は長い時間眺める事も多くなるので、文字サイズも大きい方が見やすく良い。”特進”の方はA5サイズで小さいので、そこが残念。
  • 問題しか掲載していないのが逆に良い・・・よくある各章の最初の「要点のまとめ」などが無く、シンプルに「問題集」として使用できて良い。

 などが気に入っており、ウチは全てこのシリーズです。(理科も購入予定であります。)

 しかし、気を付けないといけないのが2種類のレベルの差です。

 親として期待を込めて”特進”の方ばかり子供に与えてしまっては、難しすぎて逆にやる気が失せてしまうかもしれません。各教科学年別に出ていますが、入試問題という事で実際は3年生の時期に解く問題が掲載されている訳です。なので1年生の問題でもかなり難問が登場します。

 ですからウチでは「最高水準問題集」で標準問題をこなしてから難問に挑戦するという方が合っていると考え”特進”は「中1英語」のみです。(常に8、9割以上の正答率だった場合は”特進”に買い直すよ、と娘には言っています。そうなれば良いのですが ^^; )

 しかし、あまりにも難解な事ばかりを子供にやらせるのも気が引けてしまいますが、いつやるのかと考えると、『今しかない』のも事実です。

 今のこの時間を有効に使えるかが後々大きく影響してくるかも知れません。

 
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