2022年11月18日金曜日

輝ける場所で輝く

 リビングの暖房器具が徐々に増え冬の到来を感じる季節となりました。

 昨年の今頃は娘の人生初となる「受験」を控え落ち着かない毎日を過ごしていました。
 
 11月下旬、たぶん娘は校内合唱コンクールのピアノ伴奏で残りの中学生活を謳歌していましたが、親の私は志望校の校内推薦の結果がいつ出るのか分からずソワソワしていたと記憶しています(^_^;)

 娘は無事志望校に合格することが出来良い結果となりましたが、今年のこの時期も不安に駆られながら毎日勉強している受験生や、子供の人生に悩ましい選択を強いられている保護者が当たり前の様に存在するかと思うと自然とエールを贈りたい気分になってしまいます。受験生の皆様の健闘を祈ります。

 しかし実際、高校生の親となり娘の学校生活の話を聞いていると受験の難しさともう1つ、いざ入学してからの問題というものが見えてきました。

 娘のクラスでは2学期始めの時点で3名、隣のクラスでも1名と、分かっているだけでも既に4名学校に来ていない生徒がいるそうです。分かっているだけなので他のクラスにもまだ数名いるかも知れませんが。

 その内既に転学した生徒が2名、休学状態の生徒が1名だそうです。入学してたった4ヶ月の間に見切りをつけてしまう現実に悲しさを覚えました。

 もちろんどの学校にも毎年辞めていく生徒は何名かいると思いますが、娘の学校ではその理由として「勉強についていけない」というのが多いそうです。

 前記事にも書きましたが、娘の学校は地域ではとりあえず(^_^;)1番の進学校ですので、トップの生徒達は東大・京大レベルであります。しかし最下位クラスは短大、専門学校に進学という生徒もおり、かなり学力の差があります。

 学校側は難関国立大学合格者を少しでも増やしたい事から地方公立校と言えど、中学時代とは比べ物にならない位のスピードとレベルで授業を進めます。その為「勉強についていけない」生徒が毎年の様に現れて更に辞めてしまう事もある様です。
 
 また、近年の少子化からくる入試の定員割れにより、ギリギリで入ってくる生徒の学力の低下も顕著に表れていると感じます。

 トップ校にギリギリで入学するか、ワンランク下の学校でトップクラスになるかで迷うという話は一般にもよく聞く話であります。

 私も以前は「レベルの高い場所に身を置く事で自らのレベルも上がる」という理論を前向き捉えていましたが、実際にこの様な現実を目の当たりにすると、無理をせず「ランクを落とす」事も大切な事だと感じてしまいます。

 「ランクを落とす」と言ってしまうとマイナスイメージとなってしまいますが、「輝ける場所で輝く」と解釈すれば前向きに選択出来るかも知れません。


 ウチの娘の場合も、通学時間など、かなり無理をすれば(^_^;)もっと偏差値の高い学校への入学も可能だったのかもと思います。

 しかし、これも前記事に書きましたが娘の性格を考えると今の学校のトップクラスで頑張っている方が最終的に良い結果に結び付くと思っています。

 前を向いて輝いているからこそ更に力が発揮できるって子は結構多くいると思います。環境ひとつで子供は劇的に変わる事もありますから。
 
 後悔先に立たずではありませんが、いざ入学してから初めて分かる事というのは案外少なくありません。

 柔軟な考え方で子供を導く親の力も大切だと改めて感じました。


にほんブログ村 受験ブログ 大学受験(本人・親)へ

0 件のコメント:

コメントを投稿

関連記事