2020年11月22日日曜日

「Z会」と「進研ゼミ」の添削問題を比較

  つい先日中間テストが終わったのも束の間、娘の学校では早くも期末テストの発表が出されました。

 学校の定期テストばかりで思う様に「Z会」に取り組めていない感がありますが、今回「Z会」と「進研ゼミ」の添削問題を比較して見てみました。

 両社とも添削問題に定評がある事は周知の事実ではありますが、両社を経験した私と娘の感想でございます。独断と偏見ではありますがその辺りはご了承下さい(^_^;)。

「進研ゼミ」の添削問題

 『赤ペン先生』の名で知名度はピカイチの進研ゼミの添削問題。

 その名の通り全て赤文字で添削されています。先生からのコメント欄も直筆が多いという事もあり親近感がわきます。

 不正解の箇所は解答用紙の隙間にびっしりと解説とコメントが書かれており、正解した問題にも嬉しい言葉を掛けてくれます。

 また解答用紙とは別に毎回「赤ペン先生の診断&アドバイス」も1ページ付いてきて2、3項目でA,B,Cの3段階評価と学習のアドバイスがたくさん書かれています。

「Z会」の添削問題

 「Z会は添削問題」という言葉もあるくらい評判のいい添削問題です。

 全体的には「進研ゼミの赤ペン先生」と同じく不正解の箇所に赤文字ではびっしりと添削されている感じです。

 ただ、進研ゼミより楽なのは、担当先生の添削済み答案とは別の「解答と解説」への切り替えが「Z会」は1クリックで出来る事です。「進研ゼミ」の場合はそれぞれの「入力コード」を探し入力するなど「解答と解説」のページに行くのに手間がかかります。

 「添削答案」と「解答と解説」両方で問題の見直しをしたい時には「Z会」の方が楽です。

 あと、「Z会」の添削問題の評判の良さはその問題の質にあります。「Z会」のコンセプトは” 難しい問題をじっくり時間を掛けて考えさせる " という所にあり、その事から問題の難易度は「Z会」の方が高くなっています。

 「進研ゼミ」の添削問題では8割位は満点を獲得していた娘ですが「Z会」の添削問題で満点はかなり難しそうです(^_^;)。


 そして両方を経験した娘の率直な感想は、「添削は簡潔な方が分かり易い」との事でした。

 1問1問の添削内容は両社同じ位の量で適度なのですが、進研ゼミの「赤ペン先生の診断&アドバイス」は無くてもいい感じだった様です。添削、アドバイスを全て熟読するとかなり時間が掛かってしまうという事もある様です。

 また、問題の難易度も今の娘には「Z会」の方が難しいなりにやり甲斐もある様で、自分のレペルアップに適しているのかも知れません。

 もちろん、これは我が家の感想でありますから受講する子によって好き嫌いが違うのは当然ですが。

 しかし両社の添削問題どちらも、子供の為に満足のいく添削をしてくれている事は間違いありません。点数が思う様に取れなくても、子供のモチベーションが下がらない様にといった心遣いが見受けられます。

 その満足度は親の私も同じで、通信教育ながら人間の温かみを感じられるとても良いものです。


 

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