2021年1月17日日曜日

変わる『Z会』

 世の中のデジタル化に伴い、通信教育の世界もどんどん進化し続けています。

 ウチの娘が受講している『Z会』も今春からリニューアルして更にパワーアップしようとしています。

 大きく変わる事として学習環境の「AI」化という事があります。

 カリキュラムなどの調整や問題の選定などに「AI」を導入し、一人ひとりに合った学びを提供してくれる様になります。

 これまで『Z会』ではiPadと紙のテキストの両方で学習する「iPadスタイル」と紙のテキストのみで学習する「テキストスタイル」の2つのコースがありました。

 今回この「AI」化に伴い「iPadスタイル」が大きく変わります。

 簡単に言いますと、「iPadスタイル」の紙のテキストが無くなりiPadの中で全て完結してしまうスタイルに変わるのだそうです。

 従来は紙のテキストであった「要点ブック」、「定期テスト攻略ワーク」、「添削問題」がiPadの中に入り、書き込みもタッチペンでの書き込みになります。

 いわゆる「iPad」1台完結というイメージです。

 が、完全なiPad完結ではありません。「模試」やオプションである「入試特訓」などは実戦をイメージして紙のテキストとなります。

 更にもう一方の「テキストスタイル」も映像授業の視聴が可能になるなどパワーアップします。

 また、従来の「進学コース」、「特進コース」という受験校レベルによるクラス分けは無くなりました。AI機能が一人ひとり個別にカリキュラム、問題を選定してくれるという事実の表れなのでしょう。



 しかしいい事ばかりではありません。

 このリニューアルにより現在使用しているiPadが2021年度のZ会アプリに対応しているかの問題と、iPadに直接書き込む為の「タッチペン」を用意しなくてはなりません。

 iPadを持っていない方の為にタッチペン付属の「Z会専用タブレット」(¥19.800ですが受講条件によって割引又は実質0円も可能)もあります。

 ウチの場合はiPadは昨年新品を購入したため端末自体は大丈夫そうなのですが、タッチペンは持っていないので「アップルペンシル」など対応タッチペンを購入しないといけません。

 iPad対応タッチペンは幾つかありますが、クオリティーを考えると「アップルペンシル第1世代」¥10.800とロジクール製「Crayon」¥8.880(台数に限りはありますがZ会販売サイトにて¥6.000)と、いすれにせよ少し痛手となります。(^_^;)

 しかし、このAI化で普段の学習では「個別強化プログラム」として苦手、理解不足な部分を学習履歴からAIが解析しそこから問題を出題してくれます。

 また定期テスト時でも「AI速攻トレーニング」とし普段の学習履歴から理解の足らない課題から優先的に問題を選出してくれますので、限られた時間の中で有効的に学習出来ます。

 今回のZ会のリニューアルAI化は、忙しく、時間のない中学生にとって効率よく学習出来る様になる魅力的な機能かも知れません。

 生徒会活動で学校生活が更に忙しくなった娘でありますが、効率よく勉強のレベルアップも期待できる『Z会』にはこれからもお世話になる予定でございます。


 

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