業者作製の実力テストと違い中間テストは各先生方の作製するテストで授業内容中心に問題が出題されます。
よってその勉強法も実力テストとは違い、教科書、授業ノートを中心に復習をする訳ですが、90点以上を狙うとなるとやはりそれだけでは足りなくなります。
後半の難問などは過去の入試問題から出題する先生もいたりするので、外部の問題集などを使う事も必要となります。
ウチの場合はご存知の通りZ会の「定期テスト対策」を使っているのですが、リニューアル後は初めて使用となります。
この「定期テスト対策」は今回から大きく2通りに分かれており、以前の紙のテキスト「定期テスト攻略ワーク」がそのままアプリ内に入りデジタル化された、いわば通常版の「問題集」とAI化された「AI速効トレーニング」の2通りのワークが用意されています。
通常版は正にそのまま以前の紙のテキストをデジタル化しタブレットの中に入れたというもので、単元別に「要点のまとめ」から段階的に分けられた「問題集」があり、ウチの娘も自分のレベルに合わせて問題を選び学習しています。
通常の学習同様に自分で用意したノートなどに解答を書き込み、自分で採点するという方式なのですが、正直私的には、視覚的にも実際のテスト風に問題用紙に解答を書き込むという以前の紙のテキストの方式が良いなと感じました。
また今更ですが、タブレットの画面では次々とスクロールさせ問題を見て行かなくてはならず、正直言って見づらい印象です。(^_^;)
このスクロール問題に関しては、この「定期テスト対策」に限らず当然どの通信教育のタブレット学習にもある問題です。Z会での通常学習でも同じなのですが、少しずつスクロールさせページを変えながら進めるより、見開きで見渡せる紙のテキストの方が良いとまた感じる事となりました。
娘の場合は進研ゼミ受講時のタブレット学習もそうでしたので慣れてしまっているという事もあると思いますが、ほぼオールインワン化された新しいZ会では定期テスト学習もタブレット学習に変わりましたので、更に紙のテキストの良さを感じたのです。(あくまで私の主観なのですが ^^; )
更に、以前にも書きましたが、デジタル化された事によりかさばらずにまとまっている事は良いのですが、1つのアプリの中で何回層かに分かれ全てが入っていると、その1つ1つの存在に気付かず忘れてしまいがちになるデメリットもあります。
オールインワン化された学習では自分の学習状況をきちんと頭の中で把握しておく必要がありますね。
という事で、通常版では以前の紙のテキストの方が良かったという感はありますが、今回の注目ポイントはもう一方の「AI速効トレーニング」です。
時間の都合で効率良くテスト対策したい時、AIがそれまでのZ会での学習状況に応じて「通常版問題集」の中から理解不足な所に重点を置き、問題を選択し出題してくれるというものです。
解っている問題を何度も解くより、限られた時間を理解不足の問題に費やす方が効率が良いですよね。
AI化のメリットを考えるとやはりデジタル化の良さを感じられます。
という2種類の定期テスト対策からどちらかを選び学習するという事になっていますが(もちろん両方やっても全然OK)、ウチの娘は通常版を使うという選択でした。やはり「自分で問題を選びたい」という事らしいです。
ですので、新しくなった「AI速効トレーニング」は次回以降に使用するかも、という事になりました。(^_^;)
要は自分に合った勉強法が出来るかどうかの問題ですので、娘自身が選択するのがベストであり無理強いする事はありません。
という訳で、今回またZ会のリニューアルした部分に触れる事になったのですが、私の感想として、このデジタル化する通信教育の世界で、今だに紙テキストのみのコースが無くならない理由がわかる様な気がしました。
デジタル化は一見便利そうですが、見易さ、わかり易さの点では紙のテキストの方が勝る事があります。
新聞、雑誌にしてもそうですがデジタル端末でスクロールして見るより、ページ全体が見渡せる紙の方が断然見易くわかりやすいです。
しかし一方で使い終わるとゴミになりますし、資源の問題にもなり得ます。その点で「エコ」なデジタルがこの先も占めてくるのかも知れませんが、今の所はデジタルとアナログの2つを上手く使い分けていくのが賢明なのだと感じました。
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