それは来年度の生徒会役員の選挙です。
期末テスト前に立候補をし、テスト期間中にポスターを3枚作成、演説文の作成、たすきに自分の名前を習字で書くなど、生徒会役員選挙の下準備をしなくてはなりませんでした。
正直なところ学校にはテスト期間と少しずらして欲しかったという感もありますが ^^;、娘はテスト勉強時間を削り選挙の下準備に精を出していました。
実のところ今年度の生徒会役員選挙、定員5人に対し立候補者は4名。昨年度は10名を越える立候補者がいたため倍率も2倍以上という激しい選挙だったらしいのですが、今年度は定員割れという事態です。
ですから足りない1名は先生が説得して立候補者を連れてきたそうです。(^_^;)
こういう事態もあり事実上生徒会役員には無投票で当選という事になります。
しかし、やはり立候補したのは「生徒会長」になるため。ぜひ投票で選ばれて欲しいものですが、コレばっかりは思い通りに行かないこともあるのであります。
更に今年度はコロナ禍での選挙とあり、体育館で全校生徒を集めての演説ではなく、放送での演説となるそうですので、自己アピールをするのもなかなか難しくなりそうなのです。
しかし、こういった下準備をしている姿を見ていますと、何か娘が羨ましく、頼もしく思えてくるのです。
私の学生時代、生徒会なんて全く無縁のモノ。人の前に立つ事など全くなかった私にとって生徒会長に立候補した娘はまさに尊敬するに値します。(^_^;)
過去にも何度も生徒代表で挨拶の言葉を述べたり人前に立つのは慣れている娘ですので、演説文の作成も、ポスター作成も(美術部という利点を生かし)着々とこなしていました。
そして以前は「生徒会」というと親の立場的にも内申書の加点だという事を考えていましたが、この様な娘の姿を見ていると内申書以外にも、もっともっと大切な事を学んだり、体験させてもらっている気がするのです。
“生徒会に入ると忙しいから成績が下がる” なんて事言われているらしいですが(ウチの学校だけ?)生徒会活動が出来るチャンスも人生そうはありません。
忙しい時間を更に削り生徒会活動を頑張った事は、良い思い出として大人になってもずっと残っていきそうな気がします。
そして、その対価として内申書の加点(推薦入試では有利)としてプラスされているのだと考えます。
まだどの役職に就くかは分かりませんが、娘にはこの立候補、選挙、そして来年度の生徒会活動を存分に心から楽しんでもらいたいと思います。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿