2021年6月2日水曜日

生徒会活動での経験

 6月になりました。2年生の3学期から始まった娘の生徒会活動も約半分が終わり時間の流れの速さを否応にも感じてしまいます。

 当初はその忙しさから愚痴をこぼす事もしばしばあった娘でありますが、最近では生徒会の仕事にやり甲斐を感じ充実した活動ができている様です。

 以前にも記事に書かせてもらいましたが「生徒会新聞」では会長の娘が主となり先生方にも大好評の新聞が毎月発行できている様です。

 そして今、また新たに生徒会主導の大きな活動が始まろうとしているそうなのです。

 先月から生徒会役員の間で案を出し合い1つの大きな取り組みを決めようとしていたそうなのですが、娘は自らパソコンで作成した資料を基に自分の案を生徒会でプレゼン(大袈裟 ^^; )しました。

 その内容は今テレビでも取り扱われているSDGsSustainable Development Goals )日本語で言うと『持続可能な開発目標』であります。

 国連が2030年までに達成しようと掲げた国際目標で、ジェンダー平等、環境問題、貧困問題などなど、大きく分けると17の目標から成っています。

 娘がこの『SDGs』を知ったのはテレビからなのですが、この国際目標を自分の学校でも取り組めないかと考え生徒会で提案したのでした。

 そしてその資料作成などプレゼンの熱意が伝わったのか、学校側も力を入れる活動へと発展しているそうなのです。

 学校が全校生徒にプリントで『SDGs』の内容を紹介してくれ、更に学級活動の時間を利用して、各クラスで1つ具体的な活動案を出すという話し合いの時間を設けてくれるなど、この生徒会の活動に賛同し協力してくれているそうなのです。

 娘としては、自分の発案に対して学校が想像以上に動いてくれているという事に喜びを感じ、今までの生徒会活動の中でも1番のやり甲斐を感じている様です。


 まだこの活動案は動き出したばかりなので、実際にどの様な活動になるのか分かりませんが、自分の企画で組織が動き出す(これまた大袈裟 ^^; )という体験を中学生で経験できており、とても素晴らしい事だと感じます。

 「生徒会」というと、親の立場からは内申に良いという下心が当初はありましたが、今となってはこの様な貴重な体験をいくつもさせてくれる生徒会に『感謝』であります。

 そしてこの活動が本格的に始まれば、娘達はまた新たな「やり甲斐」を感じることでしょう。

 12月末の任期まではまだ様々な生徒会の活動があります。大変な事もしばしばあると思いますが、将来大人になった時、この生徒会活動の経験を胸を張って言える様にこれからも精一杯頑張ってもらいたいと思います。


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