2022年6月25日土曜日

「塾なし」どこまで

 先日娘が学校から令和4年度版の『進路の手引』を持って帰りました。

 約200ページにわたり本校の進学データや勉強法の紹介、東大の過去問の分析などが載っている冊子です。

 娘はまだ1年生とはいえ、出来る限り上の大学を目指している訳で、早くからの受験の意識付けは大切な事になります。

 その冊子の中でも今の段階で気になった項目は、昨年の各大学合格者の意見・感想です。

 東大、京大、旧帝大や、地元国立大学合格者などの「勉強法、アドバイス」「長期休暇の過ごし方」「使用した参考書・問題集」「受験校決定の時期」などが書かれており興味を惹かれました。

 1年生の冬頃には受験校を絞りその大学合格に向けて対策を練ってきたという生徒さんが難関大学合格者に多いのは少し意外でした。そういえば一般的にも中学生の頃から志望大学が決まっている生徒さんもいると聞きますし、やはり余裕を持っての受験勉強に越した事はないのでしょう。

 しかし一番目を引いた事は大阪大学合格者の生徒に塾なしの生徒がいた事です。

 その生徒の「塾なし」がいつの時期からなのかは書かれていませんでしたが、その前後の文脈から推測しても高校生の時期はずっと「塾なし」だったのではないかと思われます。

 で、ご存知の通りウチの娘も、生まれてこのかた塾の経験がありませんので、そこはとても気になりました。というか安心しました。(^_^;)

 ネットの情報では『Z会』などの通信教育+参考書・問題集のみで東大、京大なんて話も聞きますが、「元の出来が超イイんだろうな〜」などとイマイチ親近感も湧かず、娘もこのまま「塾なし」で良いのだろうかと感じていた所でもありました。

 そんな時に同じ高校の昨年の3年生で「塾なし阪大合格者」の存在を知り少しホッとした感も出たのでありました。


 同じ中学出身の生徒はずっと娘が「塾なし」である事は知っている子も多く、先日も高校生になってもまだ「塾なし」である状況に更にビックリしていたと聞きました。

 中学時代、たぶん今の高校の成績上位者の中にも「塾なし」は娘しかいないらしい ^^; のですが、ウチの「塾なし」の理由は自慢できるものでは無く、経済的理由、娘の性格であります。

 娘は私と似て(いや、人間誰しも)時間に縛られるのを嫌い、全て自分のペースで勉強することを望んでいます。

 なので今後の保証はありませんが、今のところは行ける所まで「塾なし」でいく考えであります。

 ただ、難関大受験の「東進」「河合塾」なども映像授業主体で教科を絞れば日程も自由度が高く通塾出来るかもしれず、その状況も覚悟しなくてはならないとも考えます(^_^;)

 しかし今は自らの勉強法を確立しつつある(たぶん ^^; )娘に期待しております。

 
にほんブログ村 受験ブログ 大学受験(本人・親)へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿

関連記事