大袈裟ですが昨年の今頃の娘は本命公立校の推薦入試に向け、小論文、面接対策にいそしんでいました。
推薦入試という事で5教科の筆記試験は無く、内申書、そして当日の小論文、面接試験のみの試験となりますので、この2つは入念に対策をしていました。
しかし面接の内容はもちろん小論文もテーマも当日まで分かりません。そこに難しさがあるのが推薦入試でありますが「どんなテーマでも、何を聞かれても答えられる様に」を完璧にするのは正直無理であります(^_^;)
で、当日娘の場合、小論文は『人間の記憶と忘却』に関する文章が与えられ、そこから自分で小論文を書いていくものでした。
ですが娘は偶然にも数ヶ月前、趣味で「脳科学」の本を読んでおり、そのおかげで良い小論文が書けたそうです。
やはり日頃からの「読書」の大切さを実感しました。
続いて面接試験ですが、娘の場合、基本的には中学時代の自分の活動からの質問だったそうでココは問題なく答えられたそうです。
ただ、娘の高校の推薦面接試験は1問だけ時事問題系の難問が質問されるという事だったので、それが何なのか気になる所でした。
で、娘の場合は『SDGsと弁護士の関連性は?』といった様な質問がきたそうです。
なぜ娘にその様な質問がきたのかと言うと、生徒会活動でのSDGsと将来の志望大学の学部が法学部でその先弁護士になりたいという自己推薦書の内容からきたと推測されます。
もちろん法学部、弁護士はリアルな夢では無く、志の高い生徒の方が合格させてくれるかもという狙いからくるものです(^_^;)
一瞬娘も「???」となったそうですが、頭をフル回転させて「両方ともまず平等な立場からものを見る」という観点から質問に答えたそうです。
ということで、気になる時事系難問もやはり自分に関連させた事柄からの質問だったという事でした。
ですので、単に「時事問題」の知識を増やすというより、やはり自分が中学時代やってきた事を深く理解し自信を持って答えるという事が大切だと感じました。
高校側も個人の特徴を知りたいという思いがあると思いますので「自分を出す」という意識も大切だと思います。
以上、娘の一例でしたが、本年も入学試験に挑む中学生に微力ながらエールを送り、試験の成功を願いたいと思います。
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