2021年7月15日木曜日

『Z会』受講で変わった事

 娘がZ会を始めたのは2年生の秋です。

 それまでは『進研ゼミ』を受講しており、お陰様で退会時までに9連続で定期テスト1位を獲得する事ができました。

 しかし、将来的な事も考えると娘には更なるレベルアップが必要だと考え、Z会を娘に提案し受講する事となりました。

 進研ゼミは定期テストで良い結果を残す。Z会はその先の能力を育てる。というのが私の見解であります。

 Z会受講当初は娘が生徒会長になった事と重なり、その忙しさから思う様に学習が進まず、中途半端な理解でテストを受け学年順位も2位に落ちた事も何度かありました。

 特にこのブログでも書いた数学の「図形の証明」の単元では明らかに勉強不足、理解不足でした。

 「図形の証明」は一般的にも中学数学の中では難解な単元であるらしく、文系の娘にとって根本的に苦手というのもありましたが、期末テストでは本人自ら「黒歴史」(^_^;)という76点をとってしまいました。

 私も「コレはいかん」という思いで娘に冬休み中にZ会で『図形の証明』をキチンと理解する様にと伝え、多くの時間を掛け取り組みました。その甲斐あって「図形の証明かなり解ってきた!」とマジなトーンで聞かれる様になり、それ以降の「図形の証明」の問題は一度も間違った事が無い位です。苦手どころか逆に得意な単元になったのでは?という程です。

 どうやらZ会の講義がかなり解り易かったらしく、他の単元でもZ会のおかげで理解出来たという事が何度もありました。「Z会の講義は解り易い」という印象が着いた様です。

 Z会はキチンと取り組めば自分の力をキチンと伸ばしてくれると娘は理解したのか、それ以降は忙しいなりにもZ会に頑張って取り組んでいます。

 また同時期にZ会がリニューアルをした事も娘に大きな影響を与えたと感じます。

 記事にも何度か書きましたがリニューアルされた事によって学習の効率化が図られ、以前に比べると忙しい娘でもキチンと取り組める様に改良されていたのです。

 そしてZ会の取り組みを続け、最近感じる娘のもう1つの大きな変化。

 『思考力』が付いたという事です。

 Z会の特徴として、「難しい問題を時間を掛けて考える事により思考力を養う」とい事があります。

 娘はまさにそのパターンにはまり、昔とは比較出来ない位の『思考力』が付いている様に見えます。

 以前は難しい問題でもすぐに考える事を諦めてしまいがちでしたが、最近ではZ会取り組み後に部屋から出て来た娘から「あ〜、考え過ぎて疲れた〜」などという言葉が聞かれる様になりました。

 また、1つの問題に意地になって2時間位(^_^;)考える事もありました。結局その問題は解けなかったのですが、考えている中で自分なりにいくつも別の『新発見』があったらしく、娘はそっちの方を喜んでいました。
 
 その甲斐あってか最近の数学テストの難問正解率は劇的にアップしている様で、その結果納得の内容、点数のテストが増えました。


 というわけで、Z会を受講する理由となった「更なるレベルアップ」は今のところは順調に実現している感はあると思っていますが、「思考力」は着いても「論理的な考え方」はまだまだ出来ていないと感じる事があります。

 「論理的思考」は一朝一夕には身につける事はできませんので、以前にもかいた『論理的思考ドリル』から始め、これも徐々にレベルアップして行かなくてはなりません。

 受験生とは言えど、試験勉強以外にも能力のレベルアップにこの夏休みを利用できる様に有意義な夏休みにしてもらいたいです。




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