となると子供達にとっては待望の「夏休み」が始まる訳ですが、ウチの娘の場合ご存知の通り受験生でありますので勝負の時期となり、娘にとっても気が抜けない夏休みになります。
とはいえ、1ヶ月以上の休みがある訳ですから高校入試に向けての受験勉強以外にも普段出来ない学びの時間も作られればイイかなと思っているのです。
という事でやはり長い期間を利用しての苦手分野の克服を狙っていきたいのですが、親の私から見て娘の弱点である「論理的思考」の強化が出来れば良いかと思っています。
小さい頃から記憶力にはかなりの自信のある娘ですが、「論理的思考力」、「数学的思考」には少し弱い印象でした。
ですので小中学生のテストではまだその傾向ははっきり見えませんが、根本の部分ではやはり娘は理系が苦手という事が親の目から見ても顕著に現れている事が多々ありました。
この話を娘にも提案したところ、娘の口からも「論理的思考力は小学校の頃からコンプレックス的な想いがあった」という言葉が聞かれました。
今はZ会のお陰で思考力が多少身に付いたと娘自身も実感している様ですが、私の家系、妻の家系どちらにも理系はおらず、やはり娘もにも理系の血は入っているとは思えす(^_^;)そこは素直に認めて娘と話し合い論理的思考力の強化を図る事にしました。
しかしあくまで受験勉強が優先という事で、娘の負担にならない程度の時間で、気楽に取り組める様にと考えました。
そこで見つけたのが『5分で論理的思考力ドリル』であります。
著者はソニー・グローバルエデュケーションで世界算数大会なども開催しているソニーグループの教育系事業会社です。
対象年齢が10歳〜120歳というだけあり、小学4年生程度の学力があれば解ける問題のみのドリルという所がポイントです。
なので見た目も小学4年生位の問題集と同じ様なイメージで、説明、問題文も平仮名が多く簡単に書かれており、挿絵もそんな感じです。
一瞬戸惑っても、考え方などをひと工夫すれば解けそうな問題ばかりです。
1ページに1問で目標時間は1問5分、解らなければ次のページにヒントが見られる様になっており、解答は別冊の冊子にあります。
そしてこの本のもう1つのポイントとして、問題を解決する考え方のアプローチとして5つの思考回路に分け出題されているという事があります。
- スキャン回路 ···問題の本質を見抜く
- クリエイト回路 ···新しい方法をひらめく
- リバース回路 ···ゴールから解き方を逆算する
- ノック回路 ···ありうる可能性をすべて洗いだす
- ステップ回路 ···解決に向けて手順を組み立てる
という5つのいろいろな思考回路を使い問題を解いていく事で「論理的思考力」を鍛えていきます。
キチンと論理的に考えられ、なおかつお手軽に取り組めそうなドリルなのです。
そしてこの『5分で論理的思考力ドリル』シリーズは難易度によって3段階に分けられ出版されており、「ちょっとやさしめ」、「普通版」、「ちょっとむずかしめ」の3冊があります。
ウチの場合は何事も基礎からという事で、「ちよっとやさしめ」から購入しました。
しかし実は本屋さんでこの「ちょっとやさしめ」をパラッとめくの第1問目を私が解いてみようと思ったのですが、この第1問目から『。。。💧』という状態でした。
娘はすぐに解けたのですが、娘も「ちょっとやさしめ」がイイと言うので購入しました。
家に帰って他の問題をやってみると、さすがに大人では簡単過ぎるという問題もいくつかありましたが、何問かは『。。。💧』という問題があり、ヒントや解答を見て「なるほど〜!」と思う事がありました。(わたしなんぞのレベルの感想で申し訳ないのですが ^^; )
娘には夏休みになって少し時間の余裕ができたら1日1ページでもやってみたらと言っておりますが、数学の基本的な考え方の訓練としても為になりそうで、ある意味受験勉強より前にやっておかなくてはならない事かも知れません。
もしかしたら娘には少し易しすぎてすぐに終わらせてしまうかも知れません。また逆に少々手こずった場合でも、ソレはそれで為になっているという事なのでどちらにせよ後に「普通版」の購入も考えております。
そしてこれをきっかけに苦手意識もなくなり少しでも「論理思考力」が身に付けばイイなと考えております。
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