2学期の終わりと共に娘は「生徒会長」の任期も終えました。
本当に早いもので昨年の選挙から1年が経ったという事になります。
娘に限らず、生徒会役員は皆毎日朝早く登校し、昼も放課後も学校の為に頑張って活動してきました。
大きなイベントのある時は私たち親にも活動の様子を話してくれますが、私たちの知らない毎日毎日の小さな活動もたくさんあったと思いますので、その苦労は私たち親の想像よりもずっと大きなものだと思います。
生徒会長になった直後は本当にこれから学校の代表としてキチンと仕事を務め上げられるのか心配していました。しかし生徒会活動を通して娘たちは本当に人間として成長したと感じます。
月並みな言葉しか書けませんが、今思うと親としても生徒会長になって本当に良かったと思います。
生徒会でないと出来ない事たくさんを経験出来たという事はこれからの人生の糧として娘たちの宝物になったと思います。
入学式、少年式、卒業式。市で開催された「人権を考えるフォーラム」でも学校代表としてプレゼン役を担ったり、学校のリサイクル活動で得た資金で車椅子を購入し、地域の介護施設に贈呈したり、様々な活動で学校、地域に貢献してきました。
また、娘自身も「生徒会新聞」では月1回の発行ですが、紙面をびっしりに文字とイラストで埋め尽くし好評を得た様です。自身の選挙公約に掲げていた事もあり(^_^;)新聞の90%以上は娘一人で書き上げていました。
そして、一番大きく学校を動かした事として「SDGs」活動があります。
生徒会活動の一環として当時はあまり世間にも広がっていなかった「SDGs」に取り組もうと娘が提案し、先生たちの賛同を得て今大きな活動に変わって行こうとしている様なのです。
まず、「SDGs」そのものを生徒達に認識してもらうため様々なアンケート、授業を行い知識を増やしていきました。
そこから活動がジェンダー問題に発展し、公立の学校でありますが「制服」をジェンダーレスにしようと完全に動いているのです。
現在娘の学校では女子はセーラー服ですが、女子でもスラックスが選択して履ける様にして男女とも上着もブレザーにしたりと。
令和5年の移行を目指している様で、娘たちはもう卒業しますので実現してもその制服は着れませんが、何十年と続いた伝統の制服が変わろうとしています。
ここまでくるともう「生徒会」が立ち入る次元の事ではありませんので、先生、学校が中心となり教育委員会や市と話し合いをしているのでしょうが。
娘としては予想だにしない、ある意味一番大きな出来事だったかも知れません。
ということで、既に次期生徒会役員の選挙も終わっていますので、3学期の数日間引き継ぎ作業を行い娘の生徒会活動は完全に終了します。
あっという間の1年間、楽しい事、嬉しい事、先生に注意されたり怒られたり、今では全てがいい思い出に変わっているでしょうが、娘の場合最後に卒業式の「答辞」と読む仕事が残っていますので、中学校生活が終わるまではその名を汚さぬ様、気を引き締めてもらいたいと思います。
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