現代はネット社会であり、いつでもどこでも手元で欲しい情報を手に入れる事が出来ます。
私も日常生活において様々な情報をネットで入手し役立てていますが、こと受験情報に関してはより多くの貴重な情報を仕入れさせてもらっています。
ですが場合によってはあえて紙媒体の『本』の方から情報を得る事もあります。
やはり「読み物系」のものはネットサーフィンであちこち移動するより、既にまとめられている1冊をじっくり読む方が落ち着いて読めて良いものです。
今から紹介する「受験体験記」などもいろいろな方が自分の体験をネットにあげており無料で読む事ができますが、本で読んだ方が楽しめながら情報を得られる気もします。
ということで私は来年度の娘の受験を見据え2冊の本を読んでみました。実はこの2冊の本はハッキリ言って両方とも塾、予備校の紹介アピール本と捉える事も出来ます。あらかじめその辺はご了承下さい(^^;;
ただどちらも高校生、浪人生の体験記に基づいて構成されていますので、我が家の様に塾、予備校には行かせるつもりは無くても(今のところ ^^; )たくさん有益な情報が得られ、また楽しめながら読めます。
まずはこちら、
なんで、私が京大に!?2024年版 [ 受験と教育を考える会 ] 価格:1,430円 |
表紙のどこにも書いていませんが 予備校『四谷学院』さんの生徒さんの体験記で、更に下の方に「阪大、神大、関関同立など」と書いてありますが、ほぼ京大合格者の体験記です。
また、この他にも「なんで私が〜に!?」というシリーズ化されたものになっており、東大、早慶、医学部版もあります。
私は2023年度京大版を読みましたが、どうやら10年以上前から毎年度改訂されながら発行されているみたいです。
この本の魅力は多くの現役生や浪人生、そして保護者の受験体験記が載っている事です。
様々な生徒の事情からの現役時の失敗談やその後の勉強改革など書かれており、それに交え四谷学院の授業方法などが紹介されています。
実際の京都大学の過去問を掲載しているページもありリアリティもあります。
後半に行くに従いより四谷学院さんの紹介の割合が増えますが、四谷学院の紹介を「宣伝」と捉えてしまえばやはり鬱陶しく感じてしまいます。
しかし私は四谷学院さんの勉強法、方針に非常に納得してしまい、その為最後まで楽しんで読んでしまいました。
大手予備校さんに比べ、わかっていない科目は本当に基礎の基礎から取り組む事に重点を置いており、生徒さんによっては本当に合う予備校なのかも知れません。
私のブログの主旨には合わない記事の様ですが(^_^;)子供一人ひとりに合うものを提供するのが保護者の役目であると考えますので、興味のある方はまずネットで検索してみて下さい。
続いてはこの本、
四谷学院さんに続いてのこの本は『武田塾』さんの生徒さんであった方の体験記本です。
「なんで私が」シリーズとの違いは、こちらは著者の高田史拓さん一人の体験記であって、塾の紹介ではなく高田さんが武田塾と出会って変われた事実を主体として記されているという事です。
武田塾さんの「授業をしない」「参考書が最強」というコンセプトの特性を考えてもそうなのですが、塾長さんとのやりとりが主に書かれています。
なので約200ページの本で半分弱は高田さんの受験記になりますが、半分以上は京都大学の受験対策の解説本として各科目の勉強法なども書かれており、かなり活用できると感じます。
ただ、この本の発行が2018年という事だけ頭に入れておく必要はありますが(^_^;)
と、京都大学を受験した生徒さんの事情などをたくさん読む事が出来、とても参考になりました。
ウチの娘に通ずる所もいくつかあったり、また多くの受験生達が何度か悔しい思いを乗り越え合格を勝ち得た事実も知る事も出来たりと、やはり「経験者に聞け」という言葉に間違いはなく、正に有益な情報だらけでした。
生徒一人ひとりに個性があり勉強法などは違いますので真似をするのはまた違いますが、経験者の経験は知っておくに越した事はないと考えます。
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